スイス 国民投票で「ベーシックインカム」導入否決 [心理]
スイスで、年金などを廃止する代わりに、収入に関係なくすべての国民に毎月一定額を支給する「ベーシックインカム」と呼ばれる制度の導入の賛否を問う国民投票が行われ、開票の結果、反対が70%を超え否決されました。
スイスでは、この制度の導入を求める市民団体が国民から必要な数の署名を集めたことから、5日、賛否を問う国民投票が行われ、即日開票の結果、賛成が23.1%に対し、反対が76.9%となり、否決されました。
NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160606/k10010547381000.html
スイスでのベーシックインカムは、社会保障(年金や失業保険など)を一部削減してベーシックインカムに切り替えるというもので、反対派の意見として「労働意欲の減退」などが挙げられていたようです。
ベーシックインカムについては、米国で実験が行われる予定のほか、フィンランドやオランダも導入を検討しているようなので、この結果がどうのように影響していくのか、今後に注目したいですね。
支給額は日本円で月27万円の予定だったそうです。日本からみたら貰いすぎのように思うけど、スイスの物価は日本の倍以上高いそうなので、実質13万円程度になるとか。
またベーシックインカムの実施とバーターで社会保障制度を全廃するという噂も聞くので、やはり割に合わないと思った人が多数派だったということでしょうか。
日本も簡単に就職・転職できたり、再就職できる環境ではないから、支給を受けながらも働く人は多そうに思うけど、どうだろう?
んで、日本の国民性からしたら消費行動ではなく、やはり貯蓄に振り向けるんだろうなと。。。
やはり安定した生活ができるという地盤がないと経済もまわらないだろうし、よくならないだろうな。
でも近い将来、仕事はロボットやAIにまかせて悠悠自適の生活が送れるのであれば、適度なベーシックインカムはありかもしれない。。。と思う。
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タグ:ベーシックインカム
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