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横浜市教育委員会の対応は保身にしか感じない  [報道]

“150万円の支払い” いじめ認定は困難 横浜市教委
原発事故で、横浜市に自主避難してきた生徒がいじめを受けていた問題で、生徒側が、同級生におよそ150万円を払わされていた行為もいじめと認定するよう求めていることについて、横浜市教育委員会は、認定は難しいという考えを示しました。

横浜市教育委員会の岡田優子教育長は、20日、開かれた市議会のこども青少年・教育委員会で、「関わったとされる子どもたちが『おごってもらった』と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」と述べ、いじめと認定するのは難しいという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170120/k10010847081000.html


子供をもつ親としては、なぜこの判断を下したのか詳細に説明してほしいですね。
小学生が150万円ですよ。15万円でも大金でしょ。異常でしょ。

この報道からは横浜市教育委員会、第三者委員会の保身としか映らない。
大津のいじめ事件と同じような展開になってるのがほんと悲しい。

思うに、「いじめた側の関係者」と「いじめられた側の関係者」のパワー関係なんだろうけど。。。
同類の文部科学省の天下りと同じで、自身を含む組織の人を護るための「人助け」といった感覚なのでしょうか?
「いじめた側の関係者から被るリスク」と「いじめを認めないことによる世間一般から受けるバッシング等で被るリスク」を秤にかけて、よりダメージの少ないほうを選択したようにしか感じない。

いじめの実態、経緯を、もっとちゃんと明らかにしてほしい。
こういう時に力を発揮できる教育委員会じゃないと存在意義がない。
けど、結局有耶無耶になって、また再発防止とか、組織の制度改革、とやらをやっておしまいなのかな?
悲しい。

確かにいじめを根絶することは難しいとは思います。
思いますが、この対応はさすがに減らすというより逆に助長しているように感じる。

教育者として恥ずかしくない判断、対応をして欲しいと心から願うばかりです。


以下に、横浜市教育委員会の「会議開催情報・会議録」や「教育委員会の点検・評価」等の会議録、報告書がアップされてますが、形式的で形骸化してるのでは、と思えて空しすぎる。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/soshiki-info/teireikai.html



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