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デザイナーベビー  [サイエンス]

ドリーを覚えていますか?


ドリーとは、世界初の哺乳類の体細胞クローンである雌羊。
スコットランドのロスリン研究所で生まれ育ち、6歳で亡くなる。
ドリーの誕生は1997年2月22日に発表された。
wikipedia


ドリーに続いて、牛や猫などのクローンが次々と作られました。日本でも各地でクローン牛が誕生しています。

クローンは、人間の難病治療や絶滅が危惧される動物の保護などに期待される反面、当時は技術的にも倫理的にも強く問題視され、大きな議論を呼びました。



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そして今、同じ年に生まれた、文字通り遺伝子を操作された赤ちゃんたちが、高校3年生になろうとしている。という話。

世界初の遺伝子操作ベビーたちが、来年高校を卒業する
http://jp.techcrunch.com/2014/09/29/20140928the-worlds-first-genetically-modified-babies-will-graduate-high-school-this-year/


この記事の最後では、こう締めくくられています。


すでにわれわれは、生物的に操作された遺伝物質を、
潜在的に未来人口の大きな部分に影響を与える人々に導入したことになる。


確かに、操作された遺伝子が今後、どう人類に影響を与えるのかは未知数です。遺伝子操作されたトウモロコシなども多く出回ってますが、実際どうなんでしょうか?

現在、明確にヒトのクローンを禁止している国は、日本を始め、イタリア、ドイツ、フランス、インドなどで、ヒトクローンは未だ成功していないとする考えが一般的です。

しかしおそらくは、その結果が分かる前にヒトクローンに限らず、デザイナーベビー(遺伝子操作を行なうことによって、親が望む外見や体力・知力等を持たせた子供の総称。親がその子供の特徴をまるでデザインするかのようであるためそう呼ばれる)が誕生していると思うのは私だけでしょうか? だって今までも欲望が人類を進化させてきたのだから。(進化が正常かどうかは別にして)

金と権力、欲望が渦巻く世の中。道徳や倫理を無視した不都合な真実が知らされないことも多い。今でも臓器移植などは莫大な金を産み出してるから、デザイナーベビーなんて実現すれば、巨万の富が築けるでしょう。STAPでごたごたしている理研なんて、まさにその渦中なんじゃないでしょうか?
純粋に医療的見地から研究している研究者や指導者が多いことに期待したいです。

意見が分かれるところかもしれませんが、個人的にはヒトクローンやデザイナーベビーを全面否定はしません。得られるメリットは計り知れないから。
難病に苦しむ方や不妊で悩む方には朗報だろうし、高齢化が進む現代においては、今はやりのロボット工学とのマッシュアップで、SFの世界が現実のものになるかもしれない。

人類はどこへ向かって進むのか?あなたはどう思いますか?
私は、、、いつか宇宙旅行に行ってみたい。。。



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